切削加工
- 名称
- ストッパー(切削加工)
- 材質
- S45C
- サイズ
- R40-R20 × t55
- 精度・公差
- ±0.1mm
このストッパーは、丸棒の無垢材から、当社が保有する工作機械で全切削して加工したものです。加工手順としては、まず丸棒をNC旋盤を使って円筒形状に加工を行った後、穴あけ加工を行い、最後にワイヤーカットで分割する、という切削加工手順を踏んでいます。この「旋盤→フライス→ワイヤーカット」という加工工程を踏むのは工数をかけ過ぎではないか?とお思いになるかも知れませんが、このストッパーという製品は薄肉部が2mmとなっており、旋盤やフライスなどのよる切削加工だけで行うと歪みが生じてしまい、ご要求の精度を達成することが難しくなります。向井製作所では、マシニング・旋盤・ワイヤーカットから、平面研削盤・円筒研削盤(内研・外研)に対応できる機器を揃えておりますので、今回ご紹介したような切削加工難易度の高い製品でも一貫加工を行うことが可能です。