この鋳物ＦＣ２００で作られたポンプのベアリングケースは、当社が得意とする鋳物加工の中でも比較的小さいサイズの切削加工品です。ベアリング挿入部の内径寸法につきましては、全数確認しております。ベアリングをはめ込む部分とポンプ本体を組み込む部分は、取り付け時に調整されるとはいえど鋳物加工の時点で高い同軸度が求められます。この点、鋳物切削加工が得意な向井製作所では、同軸度が求められる部分は、マシニングセンタの加工精度はもちろん、活用する治具、加工手順すべてを吟味して対応するようにしています。鋳物加工はワーク自体が複雑な形状をしている分、どのようなチャッキングをするか、どのように治具を設計するかで鋳物加工に関わる精度・加工時間が異なってきます。鋳物加工は、プロである我々にお任せください。